会社案内

これからの時代は、一段と激しさを増すことが予測される社会・経済変化に柔軟に対応していくことが当社としても不可避であると考えております。
それも100年単位というスパンでの変化を踏まえることが必要でしょう。
今から100年前の1920年代は、第一次世界大戦が終わり、イギリスからアメリカへと覇権国家が替わるとともに共産主義国家が誕生するなどのパラダイム・シフトが生じました。100年後の現在は、米中対立の激化、自国第一主義の勃興、富の偏在など世界秩序の不安定化が危惧される時代への入り口に立っております。我が国においても、経済の低成長が続く中で国民間の経済格差が拡大し、また、新型コロナウイルスの感染状況の収束も見通せない等の状況にありますが、他方、東京オリンピック・パラリンピックや大阪万博の開催、リニア中央新幹線の東京・名古屋間の開通など我が国の社会・経済に大きく影響を及ぼす出来事が予定されています。特にリニア中央新幹線の開通は、東京・名古屋間を最速40分で結び、首都圏と名古屋圏が一体化して約5000万人の大経済圏が出現することから、その経済効果は約10.7兆円になるとの試算もある等、そのインパクトには大きな期待が寄せられております。 さらに、日進月歩で進化するIT、IoT等の通信情報技術は今後あらゆる業界、分野に影響を及ぼし、新たなサービス産業が誕生するとともに、AIや５Gなどのデジタル技術を活用したビジネス変革、すなわちDX（デジタルトランスフォーメーション）が展開されることも確実視されております。
このような急激な変化が予想される2020年代ですが、当社は設立時の初心を忘れることなく、皆様とともに進んで参りたいと考えております。

経歴

東京都出身
早稲田大学大学院会計研究科修了（MBA）
都内大手の会計事務所や税理士法人の勤務を経て、
東京総合会計事務所コイケ・アンド・パートナーズを開業、代表税理士。
相続・贈与に関する業務を行う他、公益法人、外資系企業、IT企業、
医師、弁護士など他業種にわたる顧問先を持つ。

2020年は、コロナで世界の様相が一変しました。
緊急事態宣言が出され、ステイホームをしている中、私は「新しい中世」という概念を思い出しておりました。
国際政治の分野で提唱されている概念ですが、日本では90年代後半の田中明彦さんの議論が有名です。 中世という時代は、国家という枠組みがありませんでした。 近代になって国民国家と言う概念が出現します。 2度の世界大戦を経て、冷戦期になりますと、アメリカやロシアの国家が台頭してきました。 現在では、中国も台頭してきたのは記憶に新しいところです。 新しい中世というものは、これからは国以外にも多国籍企業、国際組織、NGOなどが活躍し、国という枠組みが崩れていくというものです。 コロナ禍で、グローバリゼーションの流れは止まりました。 国家という枠組みは未だ維持されていますが、経済活動は停滞しております。 経済を少しずつ回復し、盛り立てていくためには、国家という枠組みだけでなく、企業や組織が、対面ではない形で交流し、活躍していく社会になると思います。 企業や組織が、国家という枠組みを超えて、オンラインで結びつき、経済発展を支える。そういった形の「新しい中世」社会が到来すると思います。 企業や組織の側にも、新しい中世への対応が求められます。
弊社としても、企業や組織の発展を微力ながらお手伝いし、社会に貢献したいと考えております。

経歴

北海道出身
京都大学法学部、同法学研究科修了。弁護士。
事業全般を担当。
特に、セミナー事業と不動産部門を中心に担当。
弁護士として、不動産を中心とする企業法務から、
相続・離婚・交通事故といった個人法務まで幅広い経験を持つ。
また、大手資格予備校の講師も務める。
その法務の知識や講師経験、数々の現場での交渉で得た知見を活かし、
セミナー事業の構築や、不動産活用の提案など、幅広く対応する。